障子の張り替えに必要な道具を紹介していきます。
最低限これだけあれば障子の張り替えはバッチリです。
障子の張り替えを人に頼んだりしたらお金もかかりますので、自分で張れたら良いかと思います。
今回は、道具にお金が掛からないように100円ショップで障子道具をそろえてみました。
それでは、障子張り替え道具を紹介していきます。
障子張り替えに必要な道具を紹介
紹介しますのは、最低限これだけあれば障子を張ることのできる道具です。
高いものではなく、100円ショップで安く揃えられるのでこれは、本当にお勧めです。
実際、100円ショップの道具を使って障子を張っていますので確認済みです。
障子張り道具一覧
障子張り替え道具
- 障子紙(これだけは近くのホームセンターで購入)
- のり(100均)でんぷん粉・障子用のり
- カッター(100均)
- カッター替え刃(100均)
- ハケ(100均)
- 定規(100均)
- のりを溶かす入れ物(100均)
- 雑巾(100均)
- バケツ(100均)
障子貼り換え道具を細かく説明
障子紙
障子紙だけは、100円のお店では売っていません。
近くのホームセンターで購入してください。
どんな物を購入すればいいのかをお伝えします。
昔の方は、何枚も細かく障子紙を張っていましたが、現在は1枚張りをお勧めします。
そのほうが、簡単に綺麗に張れるからです。
ホームセンターでは、通常1枚張りするようにロールになった状態で売られています。
障子紙の種類として、糊で張るものとアイロンで張るものが売られていますが、私は糊で張ることをお勧めします。
なぜなら、アイロンで張っても日当たりによって剥げてしまうこともありますし、次に障子を張ることを考えても糊のほうが楽だからです。
また、紙の質ですが、デザインに拘るのも良いかもしれませんけど、苦労して張るのですから、長持ちするように紙の質に拘りましょう。
厚い紙が良いです。
薄い障子紙を使うなら日当たりが良ければ、2年もてばいい位です。
暑い紙なら5年はもちます。
ちょっと高くても、丈夫な紙をお勧めします。
カッター(100均)
家にあるカッターで十分です。
ただ、刃物が切れるか確認してください。
この間、刃先を折ったから大丈夫と言うことは在りません。
刃物は、直ぐに切れなくなってしまいます。
出来ることなら刃は、新しい物を使って欲しいです。
紙は、糊で濡れていますので、切れない刃物を使うとうまく切れません。
紙が綺麗に切れないのは、刃が切れないからと言うことを覚えておいてください。
一度折った刃でも、切れないときは直ぐに折ってください。
カッターを使う時の注意点
カッターは刃物ですので、取り扱いには十分に気を付けてください。
- カッターを人に向けてはいけません。
- カッターの刃を折ったときに、下に適当に置くのは止めましょう。
- カッターで障子紙を切っている時に、指先をカッターで切っている方向に置かないようにしましょう。
- 切れない刃物を使っていると、余分な力を使い危険なので刃は、切れないときには直ぐに変えましょう。
カッター替え刃(100均)
カッターの替え刃は、絶対に必要です。
よくありがちなのは、この間新しくしたから大丈夫と思いがちです。
これが、間違いです。
多くの方は、紙を切るときに切れない刃を使って、上手く切れずにぐちゃぐちゃになるのです。
カッターの刃は、ちょっと使っただけで切れなくなると言うことを覚えておいてください。
切れる刃は、スーーーっと切れます。
コツとしては、刃を寝かせて切ったほうが良いです。
ハケ(100均)
このハケ案外便利なので。使うことをおすすめします。
まず、古い障子の建具から紙を剥ぐときに使います。
ハケに水をつけて、糊の接着面をハケでなぞっていきます。
この時、直ぐに紙を剥ぐのではなく、少し間を置きもう一度水を付けたハケでなぞります。
すると、紙は簡単に剥げます。
後は、障子紙を張るときに使います。
ハケに糊を付けて、障子の建具に糊を付けていくときに使います。
この時、木と障子紙が付くところは、全てにハケで糊を付けてください。
定規(100均)
紙を切る時に使う定規です。
ものさしですと、厚みが薄いので紙を切る失敗の原因になります。
少し厚みが欲しい所です。
長さが出来るだけ長い物を使えば、定規を持ち直さなくても1回で着れます。
幅も広さがあったほうが手を切らなくて済みます。
それを考えると、100円ショップの文房具ではなく、木材の所で定規を買うとよいでしょう!
真っすぐなものなら、100均で買わなくても良いです。
のり(100均)障子用
糊で使ってはいけない物は、工作用の糊です。
接着力が強いので、次の張り替えで紙がはげなくなってしまい、苦労します。
なので、絶対に障子用の糊を使いましょう。
障子用の糊は、柔らかい固体状になっています。
このまま使うのではなく、水を使って薄めていきます。
先ほどのハケを使い、少しずつ水を混ぜていき適度の糊の濃さにします。
目安として、液体よりも少し濃い位。
ハケに、糊が付きたれない程度です。
のりを溶かす入れ物(100均)
糊を入れて水を混ぜながら、しっかりとかき混ぜる容器です。
お皿ではなく、ハケが入りちょっと深さがあるほうが良いかと思います。
子供が小学校で使っていたオボンでもいいですね。
雑巾(100均)
家の雑巾で十分です。
雑巾は、何か汚してしまったときに拭き取るのに便利です。
また、障子紙を貼ったときに余分な糊をふき取ったり、障子の建具の汚れをとったりするのに使います。
障子建具の汚れが気なったときには、雑巾を固く絞り拭き取るといいです。
バケツ(100均)
家にあるバケツで十分です。
障子を張るには水を使いますので、あらかじめ近くに水を準備する必用があります。
その時に、バケツが必用です。
糊を薄めたり、雑巾を洗うのに使います。
障子の張り替え道具のまとめ
今回は、障子張り替えに使う道具を紹介!これさえ揃えば障子紙は張れる!について紹介しました。
障子紙以外であれば、家にあるものでしたり100円ショップで揃ってしまいます。
100円ショップを使って道具を揃えば、1000円も掛かりません。
道具を初めに揃えておけば、困ることは在りませんので揃えてから、障子張りしましょう。