引戸建具の調子が悪いときには、色々な原因があります。
- 重さによって、鴨居が下がって動きが悪い
- レール(敷居)鴨居が曲がった
- 建具が反った
- 戸車が壊れた
などが考えられます。
今回は、その中でも戸車について、引戸建具の調子が悪い時には戸車の交換!戸車の種類について紹介していきます。
引戸建具の調子が悪い時戸車の交換!戸車の種類を紹介
引戸建具の下についている戸車は、大きく分けて4つあります。
それは、下の敷居・レールによって戸車は変わります。
最近1番多いのは、V戸車Vレールです。
それでは、紹介していきます。
引戸建具V戸車
今、一番主流になっている戸車です。
洋室で引戸が付いている場合ほとんどが、V戸車Vレールです。
Vレールを使うことによって、スムーズに軽く動かすことができます。
ホームセンターに行けば、物にもよりますが1つ300円以下で購入できます。
引戸建具平車
引戸建具平車は、主に和室で使われていることが多いです。
21mmの溝がついている敷居の中を走っています。
平車は、何十年も前から使われています。
引戸建具丸車
最近では、ほとんど使われていません。
古い家であれば、甲丸レールと言ってレールが出ているレールに使われていました。
今でも引戸玄関に使われていますが、交換することはほとんどないかもしれません。
レールが上に出ていることで、雨が家の中に入ってこないのです。
玄関に戸車を付ける時には、戸車は傷みやすいのでステンの戸車を使いましょう。
玄関は毎日使うので、丈夫なステンがおすすめです。
引戸建具外れ防止戸車
数的には、あまり無いかもしれません。
ちょっとV戸車とわかりづらいかもしれませんが、戸車の所がTになっています。
字のごとく、建具がレールから外れにくくなっています。
引戸建具の調子が悪い時戸車の交換!注意点
現在は、洋室が多いので、建具枠と建具がセットになっているものがほとんどです。
となると、メーカーは例えば、ノダであったり、トステム、ナショナルなどありますが、金物は独自に金物を開発したりしています。
となりますと、ホームセンターにいっても全く同じものはありません。
となれば、家を建ててくれた人の所にに行って、建材屋さんに頼んでもらいましょう。
また、普通の木工店が作ってくれたようなもので、戸車がわからなければ壊れた戸車をもってホームセンターに行って、店員さんに選んでもらえばいいです。
戸車にも大きさがありますので、大きい物を選ぶと入らないということまあるので注意しましょう。
引戸建具の調子が悪い時戸車の交換!戸車の種類を紹介!まとめ
今回は、引戸建具の調子が悪い時戸車の交換!戸車の種類を紹介!についてお伝えしました。
引戸建具の戸車が壊れている時には、建具の動きが重たくなったり、ゴツゴツと音が言うようになったりの症状はでてきます。
ですから、調子が悪いと思いましたら、直ぐに戸車交換しましょう。
早くしないと、無理なことして傷を増やしてしまうのです。
わからないときには、戸車をはずしホームセンターに行きましょう。
住みやすい家を作っていきたいですね。